朝早くから、夜遅くまで・・
レースのようにタイムを競うわけではなく、自分の限界に挑戦する。。
六甲山の大自然を味わいながらひたすらゴールを目指す。。
公称56キロ。年々、人気、知名度も上がり神戸からだけでなく全国からの参加者も集まるこのイベント。
11月に2回行われ、前半の11日はあいにくの雨。
そして後半の23日、この日も天気予報はあいにくの雨模様。。
大会は、早朝5時からのスタートですが、今年は始発電車にて須磨浦公園に6時20分頃到着。
6時半にスタートをかけます。
この時弱い雨が降っていました。
写真を撮る余裕があまりありませんでした。
おにぎりをほおばりながら、ドライマンゴーをかじりながら・・
ひたすら歩きます!
いや、登ります↑下ります↓登ります↑下ります↓・・
前半戦はとにかくこれの繰り返し。
運動量も多いので、薄手のメリノウール一枚で丁度良いウェアリングです。
スタートが遅かったというのもあるのでしょうけど、須磨アルプスに
入る前は大渋滞で全く前に進めませんでした。
少しガスってます。雰囲気があって嫌いじゃないです。
滑りやすいのでここはゆっくりと行きましょう!
街に出たら少しスピードアップ。
軽快に進んでいきますよっ!
大竜寺の豚汁を横目に見ながら。。
リズムよく歩いていきます!
天気はずっとぐずぐずしていましたが、市ヶ原を抜けるあたりで
少し太陽が顔を出しました。
紅葉が見ごろを迎えています。
癒されるな~♪
いつもなら、ここでお茶やらコーヒーやらで一服するのですが
今日は立ったままの休憩でトイレもそそくさに先を急ぎます
市ヶ原から摩耶山まで1時間ほどのペースで。
掬星台にてホットレモンを頂きます。ボランティアの皆様、寒い中お疲れさまでした。
あれ!?写真ここまでしか撮ってなかったです。
まだ半分なのにね。
アスファルトの道。これが意外と足にこたえます。
とにかくゴールに向かってひたすらに歩きます。
東六甲分岐では寒いと思ったら気温は2℃。暗くなってきてるし、霧も出てきて
秋から冬へと季節が早足に迫ってきている感じでした。
東六甲縦走路はヘッドライトを使いながらのひたすらの歩き。
雨のせいで足場はぐちゃぐちゃ。時に足を取られ転びそうになる。
急な下りの岩場は濡れていて、滑りやすい。気をつけながら行かなくてはなりません。
もくもくと進んでいると、鼻から、口からの白い息が空へと消えていきます。
相当寒いんだろうと気温をみると0℃。動いているからそれほど寒さは感じませんが
手はとても冷たく感じる。
やがて、空から小さな白いもの。
・・・雪です。
なんか可愛らしい雪です。
ももと、足の裏がとにかく痛い。
早くゴールに着いてほしい・・
ずっとこんなことを考えながら歩いていました。。
宝塚の町並みの光が眼下に見え始めます。
さぁ、もうすぐだ・・と思ってからが結構長い。
やがて、山道を出ても塩尾寺からの急な下りがしんどいですが・・
ローソンを抜けて・・・
ゴーーーーール!!!
頑張りました。足はひどくパンパンで痛かったですが達成感はハンパないです。
自然を感じながら汗をかいてひたすらにはるか先にある目的地を目指す。たまにはストイックにこのような山歩きも楽しいものです。
山は色々な楽しみ方がありますね。
リラックスしたり、写真を撮ったり、ランチを楽しんだり、
昼寝したり、岩場を登ったり、
そして今回みたいにストイックに歩き続けたり・・
自由に楽しめる山。あなた好みの楽しみを見つけて山を楽しみましょう!
六甲山全山縦走大会、一度は挑戦してはいかがですか?
~宝塚20:20
少し前のお話にはなりますが・・・
2012年11月23日、六甲山全山縦走大会に参加してきました。