・とにかく山が好き!
・山の知識を身につけたい。
・山登りに行けないから家にいながらもちょっとでも山の雰囲気を味わいたい。
こんな方は山の本を読むのがオススメです。
今日は僕が実際に読んできた山の本を紹介していきますね♪
Amaonプライム会員の特典としてPrime Readingがあります。Prime Readingは電子書籍の読み放題サービスです。
電子書籍は家の中に本がたまっていかないのでミニマリストの方にもオススメ。
Amazonプライム会員であれば無料で読めるものもあるし、もちろん動画配信もあって月額500円。めちゃくちゃお得なサービスです。
しかも最初の30日間は無料です。
目次
悩んだときは山に行け! 鈴木みき著
「山登り始めるぞーー!!」
、、、と気合入れて読む感じじゃなく、ふー、なんか毎日が忙しくって疲れてんな。
あ、そういえば友達が楽しそうにしゃべってたっけ。山ってほんとに楽しいの?
こんな風なテンションの方にピッタリです。
#なんじゃそりゃ
山に興味あるけど実際にどんな感じなの?
山登りってツラいだけじゃないの?
そんな方にぜひオススメ。
マンガなのでとっても読みやすく、思わず『クスっ』と笑ってしまいます。
山登り始めてみようかな?っていう方にも、山登りを楽しんでいる方にも思わず『わかるわーーー』と共感できるエピソードがいっぱい。
ゆるーく読んでみてください♪
鈴木みきさんの書籍はシリーズ化されています。『悩んだときは山へ行け!』が面白いと思った方、他にもぜひーーー♪
トレッキング実践学 高橋庄太郎著
僕が山登りを始めるときに擦り切れるほど読んだのが『トレッキング実践学』です。
いわゆる初心者向けの山登りハウツー本です。山登りに関するベーシックな情報が網羅されているので『山登りを始めよう!』と思ったらまず読んでほしい1冊です。
山行の計画の立て方、山の道具、歩行術、生活術、危機管理術などまずは身に着けておきたい知識はこの本で学びましょ。
写真やイラストも豊富なのでとっつきやすいです。
山道具 選び方、使い方 高橋庄太郎著
トレッキング実践学の高橋庄太郎氏の山道具に特化した本。
山登りを始めると誰もが『山道具』に興味をもつはず。山道具は奥深く面白い。
『山道具 選び方、使い方』は山道具に関する教科書的な書籍です。
かなりの情報量なので一気に読むというよりは気になったら読むというスタイルがいいかも。
今日は「テント」について知りたいんだ。そういってその部分を読むといった感じで。そう辞典のような使い方。
北アルプス テントを背中に山の旅へ 高橋庄太郎著
高校時代は山岳部、そして大学時代には登山同好会に所属、ほぼひとりで山々を歩き回ったという高橋庄太郎氏。
現在はフリーランスライターとしてアウトドア誌を中心に執筆をつづけており数多くの山に登っています。
そんな彼が好きな山域のひとつとしてあげているのが「北アルプス」
この本は北アルプスの個性豊かな山々を丁寧に紹介しています。
山登りのいろは ホシガラス山岳会
いわゆる山登りのためのハウツーではなく、ホシガラス山岳会の個性的な山の楽しみ方ブックです。
ホシガラス山岳会とは女性クリエイターたちの趣味の会です。
女性ならではの山の向きかい方が面白いです。本、旅行、食、道具など山に関する周辺情報も色々と語られています。
この本のテイストがかわいらしくてアジのある写真やイラストもステキです。
一生ものの、山道具 ホシガラス山岳会
ホシガラス山岳会の山道具について語られている本です。
自然の中で遊んできて手放せなくなった山道具たち。万人受けするものもあればめちゃくちゃ偏愛なモノも。
個性豊かな一生ものの山道具について存分と語られています。道具と人が織りなすストーリーってとっても楽しい。
たとえばこんな感じ。
HOUDINI(フーディニ)パワーフーディ
永遠の”フリース派”に捧ぐ。
ダウンジャケットが苦手だ。軽くて暖かいのは知っていても、あのテカテカした質感、シャカシャカした肌触りがだめで、もっぱらフリース派。ダウンの数倍かさばるけれど、あの包み込まれるような安心感には代えれれない。
なかでも、フーディニのフリースを着た時の感動は忘れられない。表は毛足の無い滑らかなフリース地(毛玉などとは無縁)、裏は柔らかな毛布のよう。・・・・・・・
引用:一生ものの、山道具より
そんなお話を聞くのはあなたの道具選びにも参考になるハズです。
メイベル男爵のバックパッキング教書 シェリダン・アンダーソン、田淵義雄共著
『メイベル男爵のバックパッキング教書』は1982年に初版が出版されたシェリダン・アンダーソンと田淵義雄氏の共著書籍です。
ひとことで言うとクセ強め。イラストのテイストもイイ感じです。
アウトドアアドベンチャーをどうやって楽しむか。個性的な目線で綴られています。
読み物としてとっても面白いです。
たとえばこう言う考え方って面白いですよね♪
そのスタッフバックに何をいれておくかきめてしまうのだ。
全く同じ色の同じスタッフバックを持つべきではない。
大きさ、色、素材を全部違うものにして、好きな女の子の名前をつけたりするのだ。
自分なりの分類をして、分類が終わったらできるだけ入れ替えたりしないようにすることだ。
自分なりの分類をして入れ替えたりせずそのままにしておく。ってのは僕も実践していることです。
アウトドアに関して色々と参考になることが散りばめられているので面白いですよ。
孤高の人 新田次郎
大正から昭和にかけて実在した登山家、加藤文太郎の物語です。
パーティーを組むことがこの時代の登山のスタイルでしたが、それを覆し単独行を繰り返し数々の登攀の記録を塗り替えたのが加藤文太郎。
毎年11月に開催されている「六甲全山縦走」を始めたのが加藤文太郎で、早朝に須磨を出発し宝塚に下山、またその日のうちに須磨へ戻ってくるという驚異の歩行スピード。
『孤高の人』は新田次郎氏の加藤文太郎を描いた長編小説です。大正、昭和時代を生きた加藤文太郎の切なすぎる登山小説です。
上下巻あってかなり長いので気長に読んでくださいね。
はぁ、ラストが切なすぎます・・・
八甲田山死の彷徨 新田次郎
すさまじい八甲田の雪山の大自然の猛威、、読んでいて身震いがしますっ。
「八甲田山死の彷徨」は青森県八甲田山における山岳遭難事故(八甲田雪中行軍遭難事件)を題材として新田次郎が執筆した山岳小説です。
あらすじとしては日露戦争の前、軍事訓練の一環として行われた真冬の八甲田山の雪中行軍。青森5連隊と弘前31連隊の2つの隊がそれぞれ青森、弘前を出発し途中ですれ違おう!と誓ったけどはたして、、、
山女日記 湊かなえ
湊かなえさんといえばイヤミス(イヤな気分になるミステリー)作家だと思っていたけどこの山女日記はちょっと雰囲気が違います。
実際に湊かなえさんが登ったことのある山を舞台にしています。湊かなえさんは登山が趣味のようで、先日もテレビで特集されていました。
8つの山域が出てきますがそれぞれの山ごとにそれぞれの女性の主人公が登場する短編小説です。
短編ごとに物語は完結するんですが、それぞれの登場人物がつながっていたりして最終的にひとつの長編小説のようになっている巧妙な仕掛けがとても面白いです。
春を背負って 笹本稜平
山小屋で繰り広げられる人間模様。ハラハラドキドキ、ほっこりなヒューマンドラマです。
あらすじとしては、、
電子機器メーカーにて半導体などを研究開発していた長峰亨。父の長峰勇夫が交通事故で亡くなり、彼が経営していた山小屋を亨が引き継ぐことになる。亡き父の大学時代の後輩のゴロさん。彼らの山小屋経営。色々なゲストとの出会い。山小屋はまさに色々な人生の交差点なのかも・・。そんなことを思わせてくれます。そんな折に雨の中、倒れていた美由紀・・・。そして・・・。
山好きにオススメしたい本 まとめ
こんなご時世だからおうち時間が増えている方も多いかと思います。
実際に我が家でもおうち時間が増えてライフスタイルがちょっと変わってきています。
そんなときはやっぱり読書ってイイですね。
おうち時間も楽しんでいきましょ。
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山登りできない時は家でゆっくり読書っていうのもいいもんです。