2つの対照的な連隊を通して、失敗にも成功にも理由もある。そんなことを教えてくれる映画「八甲田山」


こんにちは。神戸元町のアウトドアショップSITTING BULLの店長とーるです!

原作の小説を読んでいたら、映画もオススメだよーー。と言われたので早速、その日にDVDを借りて映画「八甲田山」を観ました。みなさんは観たことあります?

今日は映画「八甲田山」に関して書きますねーー。

映画「八甲田山」


あらすじとしては、日露戦争開戦を目前にした明治34年末。厳冬の八甲田山を南北から踏破する雪中行軍を行う二連隊の物語。原作は新田次郎氏の「八甲田山死の彷徨」。日露戦争を想定した寒地訓練に、二百十名の大人数で行くことを命ぜられた神田大尉(北大路欣也)率いる青森第五連隊と、二十七名の少数精鋭部隊で自然に逆らわずに行軍する徳島大尉(高倉健)率いる弘前第三十一連隊。二隊は青森と弘前からそれぞれ出発し、八甲田山中ですれちがうことを義務付けられていたが…。

ちょっとネタバレありますが。。

210名の隊員からなる青森から3日間の行程を予定していた神田大尉率いる青森第5連隊。
一方、27名の少数精鋭で11日間の行程の徳島大尉が率いる弘前第31連隊。

お互い、八甲田山で会おう。という約束を胸にいたけどその願いはかなうことはなかった。。

青森第5連隊は210名中、199名の死者を出すことになる

青森第5連隊は210名という大きな部隊。過酷な環境下において人数が多いという事はとっても不利のようです。統率をとるのが難しい。そして実質的なリーダーである神田中尉とは別に上部機関の山口少佐が口出しをすることで、統制が取れなくなり隊に混乱が生じました。

案内人をつけるべきだ。ここでは動かずじっとして朝を待つべき。しっかり道を熟知してない者に案内を任せるべきではなかった。

色々な意見の食い違いが大きなズレへと生じていきます。これは本当に怖いことです。

予定していた行程が3日間ということもあって八甲田山に対する認識の甘さもあった。それによって装備貧弱。。予備の手袋や靴下を持って行っただけでも違った結果になったかもしれません。

それに対して徳島大尉の率いる27名の少数精鋭の弘前第31連隊。組織が小さかったので指揮系統もしっかり届き、装備に対しても前準備を怠らなかった。そして雪深い八甲田山を踏破するにあたって地元の案内人をつけて道案内をさせました。メンバーに関しても雪に熟知している者や体格の良い者を選抜。隊員の荷物にもしっかりと指示をし荷物をできるだけ軽くして臨みます。

宿泊に関しても現地の民間にゆだねて夜はしっかりと体力を温存。こういったことが11日間にもわたる厳しい雪の八甲田山を踏破させるカギとなったのかもしれません。

厳しい自然環境に挑んでいくのであれば、それに対してしっかりとした準備、心構え、知識、装備、指揮系統の統一、、色々なことを考えて成し遂げていかねばなりませんね。

それはお仕事でも人生でも同じかもしれませんね。

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神戸元町にあるアウトドアショップSITTING BULLの店長です。山と人が繋がるような・・そんなお店を目指しています。前職はホテルマンで中国茶ソムリエです。埼玉県川口市出身。2人の息子がいます。カレーと天下一品のラーメン、甘いものが好き。